デジタル世代にフィルムカメラ流行?

先日、朝のNHKの朝のテレビで「デジタル世代が熱中 フィルムカメラ」という特集をやってた。

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フィルムカメラと言えばデジカメに駆逐されてしまいもはや太古の遺物になってしまいそうな昨今だったが・・・

特集内では確かに若者がフィルム一眼レフを持ってバシャバシャ撮っていた。

それもオート機能が付いた物ではない機械式の一眼レフ。この機種、露出計は付いてますが結構技術が要ります。

撮ったフィルムをラボに出して結果を見たら・・・

上手い。いい構図でよく撮れていました。大したもんです(笑。

「時代は繰り返す」とは言うけどこうしたものなんでしょう。

そういえば一回、お寺のキャンドルライトアップの時にデジタルカメラフィルムカメラの撮り比べをした事がある。

持っていった機材はデジカメがキヤノンのEOSKissでフィルムカメラペンタックスLX。

撮った瞬間に結果が出るデジカメはそれはそれは綺麗に撮れていた。

しかし、実は見た目と少し違う感じがした。「綺麗に撮れ過ぎている」のです。

実際のキャンドルは小さい光のため、ボンヤリしていてデジカメで撮るほど明るくないし暗い場所までは肉眼では見えない。

しかしデジカメでは綺麗に写っている。

一方、フィルムカメラで撮ったそれは暗く写っているが実は実際の目で見た感じにそっくりだった。

だから「撮る」という事では同じだがデジカメとフィルムカメラは違うんだ・・・と実感した。

かと言ってどっちがいいという訳ではありません。使いようですね。

さて、当方もフィルムカメラあります。

これは自分が学生時代に「値段が高くて手が出せなかった」ものばかり。

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お気に入りはペンタックスLX、67でして(当方、ペンタ党)LXは20年に渡って販売されていたロングセラー機でした。末期はレンズ込みで20万円くらいしていたと思うが・・・

67は漬物石みたいな重さのカメラでシャッターを押した感触が「バシャコン!」と言う感じがアナログチックでいい。

両方とも数年前に●千円で手に入れました。しかも機能は全部生きてて(苦笑。

これらのフィルムカメラ、ちょっと前まで●千円とか一部のものは数百円(送料の方が高い)なんて吐いて捨てるような値段で中古で流通していました。

が・・・今最近いいブツの値段が少し上がってきたように思います。

このアナログ回帰が原因なのでしょうか?

無線機も技適全盛、カメラもデジタル全盛でデジタルや最近の技術は本当に簡便で便利ですが「わざわざ手を掛ける」と言う事の楽しみを見直したいものです。