島の湯に行ってみた

久々に能登島・島の湯に行ってみた。

島の湯には発災以前はほぼ毎週行っており、最後に行ったのは去年の12月25日。

それ以後はあの地震が起こり行くどころでは無い状態でご無沙汰していた。

2月に入ってからだろうか?HPを覗くと七尾市民に限っての入浴支援があったようです。

ですが、あいにく自分は七尾市民ではありませんので行くことが出来ませんでした。

あの段階で他の市町の住民を入れるとなると激しい混雑が予想されるので仕方ないですね。

暫く気にしていなかったもののHPで3月から七尾市民以外の被災地の住民も入浴支援を受けられると制度が変わったとの情報を得て今日試しに行ってみることにした。
やはり玄関には七尾市民以外にも入浴支援がある旨の張り紙がしてありました。

このHPや張り紙によると専用の入浴支援suicaを作ってもらい、それを使って入浴できるようです。
取り敢えず入館しフロントの方にsuicaを作ってもらうよう話をすると申請書を書くよう要請された後、運転免許証にて本人確認をされて簡単にsuicaを作ってもらうことが出来ました。

これが入浴支援のsuicaです。

このsuicaを使うと七尾市志賀町能登町にある入浴施設6箇所(七尾市内 島の湯・アスロン・ほっとらんどNANAO  志賀町シ・オン  羽咋市ユーフォリア千里浜 能登町のときんぷら)で入浴支援を受けることが出来ます。

早速作ってもらったsuicaで入館手続きを取って中に入ってみるとまだ断水や敷地内の配管が傷み自宅の風呂が使えない方々が沢山おられました。

浴場の浴槽はもとより洗い場は全部埋まっていてかなりの込み具合。仕方が有りません。

いつもなら露天風呂とサウナに30~40分は入って浴室には計1時間以上は入っているのですが露天風呂やサウナは地震で何らかの不具合があるようで使用不可のため30分程度で上がりました。

物足らない感じはするものの入れるだけ有難い事です。

入る時は張り紙に気を取られてあまり気にしませんでしたが玄関の外に出てみるとやはり地震の傷跡は残っていました。

しかし、温泉に入れたことと地震以前のルーティンが戻せるようになって来たようで何やら嬉しい感じです。

 

少しずつ復旧は進んでいるように見えてきました。

でもまだ「復旧」の段階であり「復興」のフェーズにはまだ程遠いと感じます。

早く他の市町でも通水され断水が解消されることを切に願います。

補足

当家の敷地内断水もまだ継続中で目の前まで通水されながら水が使えないというのはイラつきますが肝心な業者がなかなか来てくれません。

今しばらくこういう生活が続く模様です(汗。