JA9YSLとJA9ZDRという社団局の復活

当方のFacebookには書いた事がありますが当方、JA9YSLとJA9ZDRという二つの社団局に関わっています。

実は当方、中学の時に無線に興味を持ち地元の電気屋さんに習って電話級の免許を取りました。
このたび、この復活させた二つのコールサインのプレートをこしらえたので眺めてみて改めて感じ入った。
(因みに許可になっているもの以外の無線機は受信専用)

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共に社団の「JA9」というと古いコールサインで北陸地域では既に「JH9」に入ってしまっている。
実はこの二つのコールサインは元々学校のクラブコールで既に廃局となってしまっているが自分自身がこのコールに関わって思い入れのあったコールサインです。
この二つのコールサインは元をただせば・・・
JA9YSL→自分の高校の無線クラブ(自分が一年だけ関わって廃局)
JA9ZDR→自分の出身した中学の無線クラブ
コールサインで中学時代に地元の電気屋さんの方から勉強させてもらい興味を持ちました。

一際思い入れのあるコールサインであります。
さて、現在の学校の状況ですが昨今のマルチメディアの発達した状況下では学校で無線クラブの復活は考えられません。

現に、現役の学校の先生に「学校のコールサインを復活させたい」とお話しした時は無線クラブなどあるはずもなく全くチンプンカンプンで「学校としては関知しないのでご勝手にどうぞ」という反応だった。

そりゃそうでしょうね(苦笑。
廃局になって数十年経つわけですので現役の先生方にはそんな太古の話は分かるはずもありません。
学校に迷惑が掛からないのでしたらあなた方でご勝手にどうぞという反応でした。
「あなたのお好きにどうぞ」ということでしたので、自分が復活させることにしました。
しかし、一旦廃局となった社団のコールサインの復活には苦労が伴いました。
社団の復活は個人の局を復活させるのとは違いまして、もう一つ社団局ならではの手段が必要でした。これが一番の難関でした。

これに当たって、JF3CGN 滝沢様のサイトが非常に役に立って滝沢様には適切なアドバイスを頂き感謝しております。

あなたの学校にもあったアマチュア無線クラブ

紆余曲折はあったものの特に「JA9YSL」を復活させるに当たって当時、高校の顧問の先生であられたJA9AXG・T先生のお宅を探し出し伺いました。

当時、先生は83歳というご高齢であられましたが耳が遠いもののしっかりされており、「先生の開設されていたJA9YSLを復活させたいと思っています。宜しく許諾の程お願いします」と代表者変更のお願いをしたところ「非常に光栄です。自分の作ったクラブを受け継いでくれる方がいてうれしい。ぜひ復活させてずっとあなた方で続けてください。」と快諾頂き復活させることが出来ました。

自分が学校時代に関わった二つの社団(クラブ)コールサインを復活させることが出来て良かったと思っています。
我々メンバーが受け継いで続けていきたいと思ってます。