「防災士」取得

何か思い出し書きになるんですが今年の総ざらえって感じで・・・(; ̄ー ̄A

去る10月16日、17日に防災士取得講習に行ってきました。

きっかけとしましては、町の広報に防災士を取得するための講習を受ける人の募集があり費用は全額町負担と言うことなので「この際取っておけ」の勢いで受講することにしました。

この講習費用は結構高くて防災士機構のHPでは61900円も掛かるということで個人では無理です。

よってこのチャンスを生かして取得することにしました。

よく町内会単位で取得した人はいるようなのですがまだまだ足らないのでしょうか?

さて、役場に申し込みをしますと封書が返ってきまして、内容は「10月16日、17日に受講する手筈が整ったので必ず受講して下さい。」との事でした。

そりゃそうでしょう。6万円強も出すんですからすっぽかされたらたまったものではありません。

で・・・9月17日、18日に救命救急講習を消防署にて受けてくださいと書いてあります。

対面や電話で「こうしてください・ああしてください」と言われるのではなく全部書面連絡のため少し理解ができないところもありました。

要は消防署にて心臓マッサージとAEDの使い方を講習を受け、最後に認定試験を受けて救命救急講習を受けた認証をもらわないといけないようです。

仕事の都合の関係で9月17日に消防署に行き講習を受けることにしました。

日々の生業に暫くうっちゃっておき、その当日に改めてプリントを見ますと、何と!事前にネットで消防庁だったかの事前講習を受けてくださいとの事に気が付き慌ててそのHPを開いて講習を受けた。

1時間程度の講習で何とか間に合ったが、すっぽかすと危ないところでした・・・(^^;

で・・・消防署にて無事講習を受けることができました。

この日、受講された方は自分を含めて3名。全員知った方でした。

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この講習は心臓マッサージとAEDの使い方を習うものです。

以前、消防団に入っている時にこの講習を受けたことはありましたが何せ時間が経ちすぎてすっかり忘れてしまっています。

あれからやり方も変わったことでしょう。

しかもその当時はAEDなんてありませんでしたので心臓マッサージと人工呼吸だけでしたのでAEDの取り扱いは初めてでした。

署員さんから一通り習って実技に移ります。昔やった人工呼吸は、このコロナ禍で危険なため行わないとのことです。よって心マとAEDの取り扱いの訳ですが、なかなか厳しい。

AEDの取り扱いはさほどではないものの、心マはなかなか体力いります。

最後に2分間の心臓マッサージを行う訓練をして汗びっしょり。こっちがぶっ倒れるか?と思った(苦笑。

このAEDと心マの検定を受けた後、〇×式の書き取り試験を受けて終了。

確かこれ、85%の正解率無いとダメだったと思います。

この〇×式の書き取り試験はネットでの事前勉強に出てたもので、すっぽかさないでお勉強しておいてよかった・・・(; ̄ー ̄A

これにて救命救急講習は完了。

今度は防災士講習となります。

9月の終りにレターパックで「防災士教本」なる分厚いテキストと付属書類が送られてきました。これを勉強するのでしょう。

その他に当日提出するレポート(虫食いになっててテキストの内容を探し出し書き写すだけ)と試験対策用の問題集が入っていました。

講習の最後に防災士機構の検定試験があるとのことです。

防災士教本の内容を読むとまぁまぁ災害やそれに対しての対処、災害の歴史などいろいろ書いてありました・・・結構分厚いんで読破は少し時間がかかりました。

で・・・「講習」とあるのでこのテキストを使い最後にある検定試験の内容を勉強するのだろうと思っていました。

テキストを見て提出するレポートを仕上げていざ講習となります。

 

10月16日、一日目の講習のため七尾市のフォーラム七尾に向かいます。

ここはそこそこ広さのあるホールで何回も行ったことがありました。

会場に到着すると70名ほど受講する方がおられました。

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町内会の依頼で受けられる方がほとんどのようで若い方から年配の方まで幅広い年齢層です。

感染対策のために隣の方とはアクリルのパーテーションが設けられています。

いざ、講習が始まりますと「この講習は最後の検定試験の勉強ではありません」と一撃食らわされた。

まぁ職業として使う資格じゃないんでそうなのかもしれないが、普通こんな講習って言ったら「こんな部分が試験に出ます」とか教えてくれるもんじゃないのか?なんて思ったりして。

事実、講習が始まりますとテキストに沿った講習ではありませんでした。

防災のことに関し「なるほどなぁ」という内容です。

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余談ですが「ちょっと早く終わりましたんで早めに休憩しましょう」ということは一切無くて時間いっぱいまでキッチリ講義があり、朝8時半に会場に入ったのですが午後5時半過ぎまでビッチリ講義がありました。

長時間の座学は結構疲れました・・・(; ̄ー ̄A

さて、2日目になりこの日も9時から講習開始。ひたすら座学です。

以前に講習を受けた方から話を聞いたところによるとグループを作って課題をやったそうなのですが今回は感染対策のため行いませんでした。

途中から試験対策の問題集をやる方が散見されました。

確か、午後4時くらいから検定試験だったと思います。

一体どんな問題が出るのか?試験は三択で30問あって正答率80%以上が合格だそうな。

恐らく配布された問題集の中から出るんだろうと思っていましたが、全然違う問題が出ました(苦笑。

ボイラーの試験同様「あれ~~?」って感じです。

まぁ、よく読んで考えればわかる問題なんですが、年配の方にはちょっと苦しいかも。

しかもテキストのどこに問題が出たところ出てたものやら?全然記憶にありませんで分からずじまいです(苦笑。

テキストから出るって話ですがホントにそうだったんですかねぇ?(苦笑

試験を始めて30分くらいで仕上がり提出し会場を出ました。

「まぁ何とかなるでしょ・・・」って感じです。

帰り道はちょっと疲れましたね。

座学2日間ビッチリは足と尻が痛くなって結構苦しかったです(苦笑。

 

後日試験結果が来て取り敢えず合格との事。

後日こんな認定証とカードサイズの防災士証が送られてきました。

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軽く見ていましたが防災士取得のためのの救命救急講習と座学二日間は結構手間が掛かりました。

取って職業の役に立つというものではありませんがまぁそのうち何かの役には立つでしょう。